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「何もできない」を「何もすることがない」に変える投資マネジメント

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「何もできない」を「何もすることがない」に変える投資マネジメント

投資における最高の状況と
最悪の状況の類似性から、
投資マネジメントについて
考察してみます。

2つの状況は、とても
よく似ています。

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最高と最悪の共通点

投資でいちばんよい状況は、
すべてがうまくいっており、
 何もすることがない

状況です。

逆に避けなければならない
いちばん悪い状況は
手詰まりになっていて
 何もできない

状況です。

実のところ、
「どちらも何もしない(できない)」
わけですから、
ノートレは同じですよね。(笑)

両者の違いは何でしょうか?

何もすることがない状況

前者では、すべての銘柄が含み益、
業績もシナリオ通りに推移して、
余裕資金も確保しており、
何らかのイベントが発生するまで
何もすることがない
状況。

インシデントが発生しても、
切るべきカードはいくらでもある
ことでしょう。

このよい状態を維持するために、
分析をしたり、リスク管理をしていく
のが投資マネジメントですね。

何もできない状況

逆に後者の状況は、
ほとんどの銘柄が含み損となり、
業績も把握できておらず、
追加する資金もなく、
もう運を天に任せるしかない状況。

最悪の状況に残されたカードは、
すべて損切りしてリセットする
くらいでしょうか。

最悪の状況に追い込まれないために、
ある程度の犠牲を払ってでも
戦略的優位を保つように努めることも、
投資マネジメントには必要です。

投資マネジメントの本質

投資における最高と最悪は、
カードをどれだけ持っているか
の違いです。

すべて計画通りのシナリオであれば、
マネジメントなんて不要ですし、
誰でも成功できるはずですが、
ほとんどは、そうなりません。

シナリオ通りに進まなかったとき何をすべきか
ここが勝負の分かれ目です。

すなわち、投資マネジメントの本質は、
戦略的優位を保持するために、
シナリオ通りに進まないことを想定して、
切るべきカードを作っておくことです。

・利確カード
・損切りカード
・リバランスカード
・資金追加カード
・自己投資カード
・退場カード (笑)

例えば、損切りカードというのは、
戦略的優位にはマイナスですから、
できるだけ早めに切った方がよいでしょう。

自己投資カードは勉強して
スキルアップするカードですね。
時間と経験が必要ですので、
こちらも早めに使うが吉です。

そして、退場カードというのは、
兼業投資家のみが保持する究極の切り札なんですよ。
専業投資家は退場できないでしょうから。

投資で投げる必要はない

将棋やチェスでは、
チェックメイトになってしまうと、
勝敗は覆りません

この状態が、本当の
「もう何もすることがない」
「もう何もできない」
状況です。

でも、投資は少し違います。
何もできない状況のように見えても、
退場しない限り、可能性はあるのです。

実際には、まだやるべきこと、
まだできることがあるのに、
見えていないだけかもしれません

だから、投げる必要はないし、
あきらめちゃいけないけど、
変わらなきゃいけないと思います。

よくあるのが、
・銘柄が間違っていた
・タイミングを間違えた
・外部環境が悪かった
というものですが、
その結論では、何も変わらないですよね。

ルール、リスク管理など
投資マネジメントから見直すことを
考えてもよいのではないでしょうか。

勝つために何が必要なのか、
どこが間違っていたのか。

投資マネジメントを改善して、
今度こそ、上手くやろうではありませんか。
(これ、自分自身に言っております。)

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プロフィール

はっしゃん

はっしゃん

50歳代エンジニア兼業投資家。月次情報と理論株価の分析をライフワークに、ストレスのかからない「スロートレード」を実践しています。 [詳細]