今回はtwitterで好評だった
優待株を恩株として保有する方法を紹介します。
500以上もいいねいただきました
優待向け恩株の作り方🙂
1000株買います
11.1%以上がったところで
権利日までに900株売ります
(権利前は上昇しやすい)残り100株が恩株になります。
※うまくいかない場合もあります
— はっしゃん投資家Vtuber (@trader_hashang) September 22, 2021
なお、冒頭の写真は知る人ぞ知る
カゴメの株主10周年記念優待です。
10年間保有すると頂けるようです。
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優待向け恩株の作り方
まず1000株(10単位分)の株式を買います。
次に株価が11.1%以上がったところで
権利日までに900株売ります。
(権利前は上昇しやすい傾向あり)
残り100株が恩株になります。
※うまくいかない場合もあります!
シミュレーション
売買金額をシミュレーションしてみます。
A社株を500円で1000株買ったとします。
購入金額は、
500円×1000株=500,000円
です。
その後、A社株が11.1%値上がりしたら
株価は556円。評価金額は、
556円×1000株=556,000円
です。
そのうち900株を売ると
556円×900株=500,400円
です。最初の購入金額を上回りました。
900株を売却することで
初期の投資金額を回収して
100株分が残ったことになります。
このように投資分を回収して
実質ただで手に入ったような
状態の株を「恩株」といいます。
恩株を狙いやすい時期
この方法では、優待株を購入後、
株価が11.1%以上に値上がりしないと
恩株を作ることができません。
優待株の株価は、
2.権利落ち後は下落しやすい
という傾向がありますので、
株価チャートなどで権利月の値動きを
みておくとよいでしょう。
買うタイミングとしては、
2.権利取り上昇前のタイミング
3.株価下落がTOPニュースになるような暴落時
などを待ちましょう。
株価が優待権利に連動していると狙いやすい
株価チャートを月足単位で見ると
・株価が権利前に上昇している
・株価が権利落ち後に下落している
ことは検証できますので、
そのような銘柄が狙いやすいタイプになります。
<3419>アートグリーン 権利月:10月
株価チャートを見ると、優待権利前の9月に株価が大きく上昇する傾向にあり、かつ権利落ち後に大きく下落していることが分かります。出来高も権利前、権利月に膨れあがっており、取引の多くが株主優待目的であることがわかります。
<1383>ベルグアース 権利月:4月
こちらは、優待権利前の3月にかけて株価が大きく上昇する傾向にあり、かつ4月の権利落ち後に大きく下落しています。出来高も権利前から権利月が大きくなっていることから、株主優待目的の売買が中心であるとわかります。
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