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【投資心得10ヵ条】第10条:ストレスとうまく付き合って投資家として成長する優位性


投資心得10ヵ条

はっしゃんです。

はっしゃん式長期株投資

このカテゴリーは、
「はっしゃん式長期株投資」
の投資心得10ヵ条のリライトです。

はっしゃんです。

今回は株式投資を長く続けるために
ストレスとうまく付き合う方法
について考えてみましょう。

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お金より家族と健康が大事

株式投資で最も大事なことは、
ストレスにならないことです。

それが当たり前だと思っている人には、
わからないかもしれませんが、
家族や健康は本当にかけがえのないものです。

命を削って仕事や投資するのはナンセンス。
株式投資がストレスになるようなら
やらないほうがマシでしょう。

自分なりにストレスにならない
家族を幸せにできる
投資方法が実践できれば、
それが最高の投資法だと思います。

ストレスとうまく付き合える
投資家を目指していきましょう。

株式投資とストレス要因

では、株式投資のストレス要因とはなんでしょう? 

さまざまな要因がありますが、
いちばん大きなものは「株価変動の不確実性」でしょうか。
この不確実性は、なぜストレス要因になるのでしょう?

皆さんは為替が1%変動することにストレスを感じますか?

特に感じませんよね。
では、

日経平均株価の変動にストレスを感じますか?

感じる人は、株中毒かもしれませんよ。(笑)

実際にストレス要因となっているのは、
株価の変動そのものではなく、
それに伴う資産の変動。

元本保証がない株式資産の減少リスク
に対するものと言えるでしょう。

利大損小の考え方はストレス対策としても合理的です

ストレス要因を取り除く3つの方法

株式資産の減少リスクに伴う
ストレスを取り除く方法は、

・ストレスにならない金額で投資すること。
・損切りを徹底すること。
・企業分析を徹底すること。

の3つです。

1つめは誰でもカンタンにできますよね。
そもそも投資金額がストレスになるのは、
自分自身がリスク管理できるスキルを
超えて投資しているためです。

スキルが向上してくると、
より大きな金額でもストレスに
ならないようになってきます。

2つめは、含み損というストレス状態の回避。
単純に想定外の損失がストレスになっています。
対策は、損切りルールを決めて、徹底することです。

ポートフォリオに想定外の損失は一切持たない
これができないと、初心者レベルは卒業できません。

3つめは、分析スキルに関すること。
業績と株価の連動性が分かってくると、
業績が「予測不能な状態」にあることに
ストレスを感じるようになります。

投資対象を分析できる分野に限定して
徹底的に分析しておくことで、
ある程度「予測可能な状態」にできます。

例えば、新型コロナウィルスの流行など
企業分析だけでは限界がある場合があります。
そのために不確実性が上昇してストレスになる場合、
相場の難易度が上昇して自分自身がスキル不足
になっていると考えるべきでしょう。

もちろん、100%は無理ですが、
仮説と検証を繰り返し、
できれば数値化できる基準を作って
納得感を持って保有することです。

これだけでストレスは軽減されますし、
うまく行かなかった場合でも、
スキル不足と割り切って原因を分析し、
改善することで次への糧にできます。

予測できなものには投資しないのが原則です

ストレスと成長の関係

ストレスは100%悪者ではなく、
人を成長させる側面もあります。

投資家として全くストレスがない状態が
ずっと続くことは考えにくいですし、
逆境や失敗からの学びは
スキルアップの礎にもなります。

ストレスとうまく付き合って、
バランスよく成長していくには、
夢と目標のバランスをとることです。

・大きな夢を持つ
・長期目標を持つ
・小さな目標を持つ

大きな夢を叶えるためには、
努力して達成できる小さな目標を作り、
長い時間をかけて少しずつ
ステップアップしていきましょう。

かのイチロー選手は、
次のように述べています。

夢や目標を達成するには1つしか方法がない
 小さなことを積み重ねること

常に近い目標を持ちできればその次の目標も持っておくことです
 それを省いて遠くに行こうとすれば、挫折感を味わうことになるでしょう

投資家にも大きな目標は大切ですが、
自分を少しずつスキルアップしていく
小さな目標と達成の積み重ねが基本です。

イチロー選手の名言は投資家にとっても金言です。

家族のストレス要因とならない

どんなに優秀な投資家であっても、
投資に熱中・集中するあまり、
家族にストレスを与える
ことには問題があります。

家族の健康や幸せと両立できなければ、
何のための投資家?ってなりますよね。

例えば、あなた自身は全く平気でも
投資家精神を持たない家族には、
ストレスになることもあります。

資産の大きな変動や含み損はもちろん、
大損失や隠蔽などは信頼関係を壊す
ことにつながりかねません。

投資のストレスや失敗が原因で、
家族や親族が不和になったり、

・暴力
・離婚
・裁判

なんてケースもないとは限りません。

家族とうまくいっていないことが、
投資家にとってもストレスとなり、
成績に影響することもあるでしょう。

企業を分析するのと同様、
自分自身を客観的にみて、
家族の負担になっていないか。
幸せに暮らせているか。
気を遣える投資家になりましょう。

お金のために仕事する、投資するって幸せですか?

株価が気になったら注意信号

とにかく、株価の値動きが気になる
ようになってきたら赤信号です。

株価が気になってしまうのは、
それが「予測できない状態」にあるからで、
まさにストレス要因になっています。

ストレスは、あなた自身だけでなく、
家族にも悪い影響を与えている
可能性があります。

たかが株価のために家族や健康を
害するなんてバカげています。
3つの対策は上に書きました。

ストレスにならないように気をつけて、
成長株への長期投資を楽しみましょう。

長期投資が成功すると売買回数は激減するはずです

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