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銀行預金は全額保護ではない
銀行預金は全額保護ではありません。
現在はペイオフという制度があり、
保護されるのは1000万円までとされています。
つまり、1000万円以上については、
銀行が倒産したら返ってこないことになります。
銀行に元本保証で預ける方法
銀行預金には無利息型というものがあり、
こちらには利息が付きませんが、
全額保護されるようになっています。
よって1000万以上を預ける場合は、
無利息型を選ぶようにしましょう。
例えば、金利0.01%の定期預金では、
100万円を1年預けて利子100円です。
これなら無利息でも元本保証の方がよいでしょう。
今日、銀行に新規口座の相談に行ってきたんだけど
✅決済専用型普通預金
という存在を初めて知った。
通常の普通預金の違いは、
✅無利息
✅1000万以上も全額保護
ということ。利子なんてあってないようなものだから
1000万以上いれるなら決済専用型
しかないと思うけど、皆さん知ってた?— はっしゃん投資家Vtuber (@trader_hashang) March 23, 2020
また、既存の普通口座を
口座番号や名義変更することなく、
無利息型(元本保証あり)に変更する
ことも可能ですので、
気になる方は銀行の窓口に
相談してみてください。
手数料は必要になりますが。
銀行が倒産しない保証はない
「銀行が倒産するの?」
という思う方がいるかもしれませんが、
平成バブル崩壊後の金融危機の頃には、
拓銀、長銀、日債銀などが次々と倒産し
他の金融機関も倒産寸前の状態に陥ったため、
政府が公的資金を注入して倒産を防いだ
という前例があります。
社会的な混乱を回避するために
仕方がなかったということになっていますが、
他の企業は倒産させるのに
銀行だけを救済するのは不公平だと
社会問題にもなりました。
ほとんどの銀行株の株価は解散価値以下
現在、ほとんどの銀行株は、
株価が解散価値以下の水準まで売り込まれていて
倒産予備軍のような評価を受けています。
理由は、収益力が低く、成長性にも乏しく
持続的な成長をする水準にないと評価されているからです。
株価は成長(値上がり)を期待して買われるものですから、
成長しない企業は極めて低い評価になります。
今の政府でも岸田首相が
「資産所得倍増計画」
「貯蓄から投資へ」
などを提起しはじめましたが、
ようするに銀行預金を解約して
株式投資などに変更することを
推奨するものです。
そうなると銀行はますます
厳しくなるかもしれません。
みなさん、安全だと思っている銀行預金について
よく考え直してみた方がよいかもしれませんね。
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