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投資本をたくさん読んでも株式投資で勝てない理由


投資コラム

今回は投資本をたくさん読んでも
株式投資で勝てない理由について考えます。
内容的には初心者向けで、
とても簡単なことです。

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勉強と教科書

学生時代の勉強は、
教科書や参考書だけで
なんとかなった方も
多いと思います。

実際、投資本は教科書
のようなものです。

教科書には各教科の
基礎的な内容や事実が
書かれています。

そして、学力テストというのは、
教科書の内容を理解して、
その理解度や応用度を競う
ものですから、
教科書や参考書中心の学習でも
なんとかなったのだと思います。

お金のために働いて幸せですか?

失敗からの学び

では、勉強や学力テストではなく、
次のようなケースではどうでしょうか?

1.一眼レフでプロ並みの写真を撮影したい
2.野球でフォークボールを投げたい

「写真入門」という本を読んだら、
それだけで写真撮影が上手くなるでしょうか?

「フォークボールの投げ方」という本を読んだら、
誰でもフォークボールを投げられるでしょうか?

もう、お分かりですね。
株式投資は、勉強や学力テストよりも、
写真撮影やフォークボールに
近いものです。

何が違うのかというと、
練習と試行錯誤の繰り返し
失敗からの学びを経て、
少しずつ上達していくものです。

失敗学という分野から勝率を上げる方法を考える

理論と実践

例えば、本なんか読まなくても、
練習すれば誰でも自転車には乗れます。

でも、株式投資は自転車ほど
簡単ではない
ので、もう少し理論の確立と
実践練習が必要になるかと思います。

投資本にはたくさんの種類がありますが、
本によって書いてあることは全く違います
従って、自分の投資スタイルに合致した
本を選択すること
が重要です。

自分に合ったよい教科書を選んで
(場合によっては、よいコーチや、よきライバルを得て)
質の高い実践練習を積むことですね。

理論より実践
写真撮影やフォークボールの投げ方
でも、同様ですね。

スキル習得までの流れ

1.本は誰でも買えるが読まないと情報を入手できない
2.本を読むことで初めて情報にアクセスできる
3.情報は理解することで知識になる
4.知識として知っていることと体験することは違う
5.実践を重ねることで知識は知惠(スキル)になる
理論と実践のイラスト

理論は不要か

理論より実践であれば
理論は不要なのか。

理論を学ばず実践から入ったり、
理論が中途半端のままだと
何が正解で何が失敗か分からない状態になります。

理論が不十分で実践に入る場合

試行錯誤して正解に辿り着く人もいますが、
無駄な時間を過ごすことになります。
永遠の迷子になる人も少なくありません。

失敗から学ぶためにも最低限の知識は必要ということです。
教科書やコーチは効率的に学び、時短するためのツールの役割を果たします。

ラッキーではなく、勝つべくして勝つために必要なこと

応用と発展

教科書が決まって、
練習環境が整ったら、
後は実践あるのみです。

新しいことを始めれば、
失敗して当たり前。
失敗を恐れず挑戦しましょう。

教科書通りに実践していくと
疑問点や改善したいところが
出てくることと思います。

本を読み直して納得することもあれば、
自分には別の方法がよいのではないか?
やり方を変えてみたい
と思うこともあると思います。

投資環境は百人百様
人によって全く異なりますから、
本の著者と自分とは違う。

教科書をお手本としつつも
それを応用したり、
時には発展させたりして
自分自身に最適化された
オリジナルスキルとして会得する
ことも大切です。

プロの写真家や
プロ野球投手のフォークボールには
それぞれ個性がありますよね。

生涯学習

はっしゃんが株式投資を
はじめてから20年以上。
今でも新しい発見があり、
失敗があり、学びがあります。

逆に、学びがなくなったら引退
かなと思います。

株式投資を取り巻く環境は、
進化し成長し続けています

だから、生涯ずっと学習し続けていく。

物事を極めようとすれば、
どの世界でも同じことだと思いますが、
株式投資というのは、
特に弱者には厳しい世界ですからね。

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