はっしゃんです。
今日は自分の投資スキルに合った銘柄を選べる
はっしゃん考案「投資難易度チェックリスト」を紹介します。
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INDEX
銘柄によって難易度は違う
上級者と同じ銘柄を選んでいるはずなのに、
なぜか上級者は爆益で、自分は大損。
このような経験がある方も多いと思います。
そもそも銘柄には難易度があって、
短期間に乱高下するような
上級者向けの銘柄を選んでしまうと
あっという間に大損することもあります。
はっしゃんは、理論株価、倒産確率、配当格付といった
独自指標を使って、このような銘柄とは距離をおいていますが、
初心者が使いこなすには、難しい面もあるようです。
投資難易度と構成要素
そこで、このような悲劇が繰り返されていることの予防策として、
投資難易度を構成するベース要素をピックアップし、
8項目のチェックリストを作りました。
購入する前に一度、投資難易度をチェックすることをお奨めします。
まず最初に投資難易度をチェックしましょう。
それが上級者向け以上の銘柄だった場合は、
嵌め込まれるかもしれませんね。
あなたが上級者の場合は別ですけど。
投資難易度チェックリスト
投資難易度は、8項目について該当するかチェックするだけで判定できます。
チェック項目
項目によっては、投資サイトで数値を調べたり、計算が必要になる場合もあります。
□ 2.PBRが0.5倍未満、または2倍以上である
□ 3.PERが0倍以下(マイナス)、または30倍以上である
□ 4.自己資本比率が25%未満である
金融業の場合:自己資本比率が5%未満である
□ 5.ROAが1%未満、または15%以上である
金融業の場合:ROEが2%未満、または30%以上である
□ 6.配当利回りが1%未満、または7%以上である
□ 7.純資産が100億円未満である
□ 8.時価総額が200億円未満である
チェック項目の判定基準について
参考までに、チェック項目の判定基準は以下の通りです。
・PER0倍 赤字リスク
・PBR2倍、PER30倍 株価下落リスク
・ROA1%、ROE2% 収益効率低すぎ
・ROA15%、ROE30% 高効率による過熱ライン(悪化時の株価下落リスク)
・配当利回り1%未満 配当抑止力低下ライン
・純資産100億、時価総額200億 株価操縦リスク
投資難易度の判定方法
投資難易度はチェック項目の数で決まります。
チェック項目 2個:B難度(初級者OK)約21%
チェック項目 3個:C難度(中級者向け)約13%
チェック項目 4個:D難度(上級者推奨)約9%
チェック項目 5個:E難度(達人専業領域)約8%
チェック項目6-8個:F難度(廃人専用)約6%
上の比率で分かるように、市場の約3分の2はA、B難度の低リスク銘柄ですが、
これらは値動きに乏しく、あまり人気がないようです。
逆に、投資難易度が高いほど、上級者向けの銘柄で、
投機的な値動きをする可能性が高まります。
初心者が近づいてはいけない領域ですね。
ただ、リスクを取りたくないのに、そうとは知らずに高リスク銘柄に関わってしまう不幸な人を減らしたいだけです。
投資難易度の使い方
購入前
購入対象はC難度以下までがよいでしょう。
難易度が低いほど低リスクですが、いつ動くかは分かりませんので、
市場環境の変化や業績変化の初動を狙うのが基本です。
購入後
D難度以上になると売りを検討していきます。
市場環境や業績次第で、どこまで上昇するかは分かりませんし、
D難度まで行かずに終わる場合もあります。
決算発表や業績修正
決算や業績修正では、難易度が大きく変動することがあり、
売買判断にも影響がありますので、注視しておきましょう。
よい決算の場合は難易度が低下、悪い場合は上昇します。
決算後、業績が反映されて難易度が下がるパターンが多いです。
リセッションに入った場合は、株価下落が先行し、逆の動きになります。
投資難易度の公開サイト
投資難易度は財務指標や株価に連動するので毎日変わる可能性があります。
8項目チェックとはいえ、毎回計算するのは面倒だと思いますので、
はっしゃんの監修サイトにて算出、公開します。
理論株価WEBでの表示画面
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