はっしゃんです。
日経平均の歴代下落率ワーストを
20位までピックアップしました。
スターリン暴落からリーマンショックまで
70年間に様々な株価暴落が発生していますが、
特定の年代に集中する傾向があります。
1950年代:2回
1960年代:なし
1970年代:3回
1980年代:1回
1990年代:1回
2000年代:8回
2010年代:3回
2020年代:1回
特に2000年代が突出していますが、
リーマン・ショックがあったからで、
改めてリーマン・ショックの異常さが
際立つ結果となりました。
株価チャートで下落率ランキングを
振り返ってみましょう。
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INDEX
日経平均下落率ランキング歴代ワースト20
2位 2024/08/05 -12.40% 円キャリーショック[詳細]
3位 2008/10/16 -11.41% リーマン・ショック [詳細]
4位 2011/03/15 -10.55% 東日本大震災 [詳細]
5位 1953/03/05 -10.00% スターリン暴落
6位 2008/10/10 -9.62% リーマン・ショック [詳細]
7位 2008/10/24 -9.60% リーマン・ショック [詳細]
8位 2008/10/08 -9.38% リーマン・ショック [詳細]
9位 1970/04/30 -8.69% IOSショック
10位 2016/06/24 -7.92% 英EU離脱ショック [詳細]
11位 1971/08/16 -7.68% ニクソン・ショック
12位 2013/05/23 -7.32% バーナンキ・ショック [詳細]
13位 2000/04/17 -6.98% 日経平均大量入れ替え [詳細]
14位 1949/12/14 -6.97% 安定不況(ドッジ不況)
15位 2008/11/20 -6.89% リーマン・ショック [詳細]
16位 2008/10/22 -6.79% リーマン・ショック [詳細]
17位 1953/03/30 -6.73% スターリン暴落
18位 2001/09/12 -6.63% NY同時多発テロ [詳細]
19位 1972/06/24 -6.61% ポンド・ショック
20位 1990/04/02 -6.60% 平成バブル崩壊 [詳細]
21位 2008/11/06 -6.53% リーマン・ショック [詳細]
発掘チャート<日経平均>下落率歴代ワースト10
ブラックマンデー [1位]
発生日:1987/10/20
下落率:-14.90% (-3,836.48円)
円キャリーショック [2位]
発生日:2024/08/05
下落率:-12.40% (-4,451.28円)
リーマン・ショック [3位、6位、7位、8位、15位、16位]
発生日:2008/10/08,10/10,10/16,10/22,10/24,11/20
下落率:最大-11.41% (-1,089.02円)
東日本大震災 [4位]
発生日:2011/03/15
下落率:-10.55% (-1,015.34円)
スターリン暴落 [5位、17位]
発生日:1953/03/05,03/30
下落率:最大-10.00% (-37.81円)
軍需株中心に広がった株価暴落。
IOSショック [9位]
発生日:1970/04/30
下落率:最大-8.69% (-201.11円)
破綻の噂から売りが売りを呼んだ株価暴落。
英EU離脱ショック [10位]
発生日:2016/06/24
下落率:-7.92% (-1,286.33円)
ニクソンショック [11位]
発生日:1971/08/16
下落率:最大-7.68% (-210.50円)
ドル円の変動相場制移行に伴う株価暴落。
ワースト10の中に最近の出来事が多い
と感じられる方も多いかと思います。
情報の伝達速度が速くなったため、
1日の値動きが大きくなっているとも
考えられますね。
発掘チャート<日経平均>下落率歴代ワースト11-20
バーナンキショック [12位]
発生日:2013/05/23
下落率:-7.32% (-1,143.28円)
日経平均大量入れ替え [13位]
発生日:2000/04/17
下落率:-6.98% (-1,426.04円)
安定不況(ドッジ不況) [14位]
発生日:1949/12/14
下落率:最大-6.97% (-7.38円)
デフレが進行して発生した株価暴落。
NY同時多発テロ [18位]
発生日:2000/09/12
下落率:-6.63% (-682.85円)
ポンドショック [19位]
発生日:1972/06/24
下落率:-6.61% (-210.50円)
外国市場が閉鎖されたため発生した株価暴落。
平成バブル崩壊 [20位]
発生日:1990/04/02
下落率:-6.60% (-1,978.38円)
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あとがき
私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマン・ショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)
・チャイナ・ショック(2015年)
・コロナ・ショック(2020年)
「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。