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成長が続く限り何年でも保有し続ける利大損小の優位性


投資コラム

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はっしゃんです。

今回は長期で大きなキャピタルゲインを狙う
利大損小の戦略について考えます。

長期投資・成長株投資では、
 利大:長期保有
 損小:損切り
を徹底することで、
資金効率を最大化します。

利益を伸ばすのは時間

利大損小の「利大」は、
時間に比例します。

例えば、長期投資には「利食い」
という概念はありません。

投資先企業が見込み通り成長していれば、
目先の株価はどうでもいいことです。
株価は成長の後からついてきます。

有望企業であればあるほど、
成長の可能性も大きくなりますが、
成長企業が業績を拡大して利益を増やし、
企業価値が市場に織り込まれるには、
相応の時間が必要です。

よって、成長が続く限り、
何年でも保有し続ける
のが原則です。

業績と株価の連動性は株価チャートで見る

結果が出るまで3年待つ

はっしゃんの経験からいえば、
企業の成長は最低でも3年間保有
しなければわからないと思います。

3年後に成長して企業価値を増やしていれば、
そのまま成長が持続する限り保有します。

売り時は成長ステージが終わったとき、
もしくは最大限の成長を
市場が織り込んでしまったときですが、
それがいつかは、その時にならないとわかりません。

3年間待っても結果が出なければ、
3年前の判断が間違っていたことになります。

それでも3年間売らないことは、
長期投資の経験として大切なことですから、
長期保有を学ぶよい機会になります。

3年の保有期間を通して企業分析力を磨き、
次はもっとよい投資先を見つけましょう。
あれこれと、投資先を変えてしまうと、
すべて中途半端になり、スキルも上達しません。

3年間保有し続けることができた人ならば
次の投資候補もピックアップできるでしょう。

ただし、ひとつだけ例外があるとすれば、
損切りルールの存在です。

損切りは、全てに優先しますから、
どんな有望な銘柄であったとしても
徹底する必要があります。

3年間、保有し続けられるということは、
株価が値下がりして損切りにならない
ということで、簡単ではありませんが、
本物の成長株とは、そういう株です。

損失は1円たりとも許さない

続いて利大損小の「損小」にあたる
損切りルールを考えてみます。

はっしゃんの場合、
「損小」はリスク管理ですから、
「利大」とは全く異なる考え方
取り組むようにしています。

それは、
「買値を1円でも下回ったら損切りする」
というものです。
実行は機械的がよいでしょう。

そもそも含み損になるということは、

・銘柄選択(企業価値)
・売買タイミング

のどちらかを間違った
ということですから、
リセットすべきという考えです。

1円は極端でないかと思うかも知れませんが、
業績と株価の連動する成長企業を
適切な株価とタイミングで買えば、
そもそも「含み損」にはなりません。

※1円損切りは、原則として決算買いと
 セット
で実施します。(次々章を参照)
 成長株の決算買い以外は、
 ノイズが多すぎてうまく機能しません。
何回やっても損切りになる人は買い方を間違っています

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企業価値で買っても損切りが必要な理由

損切りについて、
よく言われるのは、
企業価値が変わらないなら
売る必要はない
のではないか?
ということ。

全くその通りですが、
前章でも書いたように、
株式投資には、

・銘柄選択(企業価値)
・売買タイミング

の2つの要素があります。

タイミングを誤ると、
企業価値に関係なく、
普通に含み損になりますし、
暴落に巻き込まれると、
大損失も被ります。

そして含み損になると
ストレスから精神が病んで、
失敗しやすくなってしまう。

また、損失=失敗を認めないと、
いつまで経っても売買タイミングの
スキルは上達しません。

長期投資でも損切りは、
普通にあることです。
企業価値が変わらなれば、
再エントリーも普通。

特に投資から1-2年の間は、
株価と買値のプラス乖離が少ないので、
リスク許容度が小さく
損切りになることが多い。

損切りしながら、
売買タイミングについても
スキルアップを図りましょう。

勝っている投資家のポートフォリオには、
含み損の銘柄はほとんどないと思いますが、
損切りは、このよい状態を維持する
オペレーションだと割り切りましょう。

利大損小が徹底できてくると
成功した銘柄は、含み益が伸びてきて
売る必要もなくなるので、
通常取引は失敗の損切りと
新規の買いだけのパターンになります。

含み損はストレスと失敗の原因になっています

長期投資限定!利大損小におすすめの買い方

株価は業績だけで変動しているわけではなく、
短期的には需給の影響を大きく受けます。

ただし、例外があって決算発表の時期は、
株価と業績の連動性が高くなります。

そして成長株の場合は、

・株価
・理論株価
・決算結果
・市場コンセンサス

などから決算後の株価を読みやすくなります。

特に大幅な増益や上方修正など、
サプライズがある決算の場合、
株価と企業価値や理論株価との
ギャップが大きくなり、
株価も大きく動きます。

狙うのは、このタイミングです。

前提として、分析で決算を予想して買うことです。
自信がある場合は、決算発表の直前を狙います。
(この場合、決算まで損切りルールを適用しない。)
自信がない場合は、決算を確認してから買いましょう。

チャンスは年4回。
決算以外の時期は捨てて、
ここに狙いを絞ります。
長期投資だからこそ、
できることですね。

決算エントリーのメリットは、
分析が正しかったかどうか、
決算後に、すぐ分かること。

成功すれば、含み益が乗りますし、
失敗の判断もしやすいので、
迷わず、ただちに損切りして、
切り替えできます。

デメリットとしては、
失敗した場合に損失が大きくなることですが、
損切りを迅速に行うことで、
被害を最小限に留めましょう。

決算予想を続けることで
分析スキルも向上するので
当たりやすくなってきます。

成功すれば、長期投資に移行して、
何年も保有し続けることになりますが、
継続の判断に年4回の決算分析は欠かせないので、
やるべきことは同じです。

成長株投資・長期投資の決算分析は、
野球やゴルフの素振りですね。
回数を積み重ねて、質を上げて、
どんどんスキルアップしていきましょう。

慣れてくれば、決算期以外でも、
月次情報やその他の材料から、
ギャップアップが期待できる局面で、
買いを入れてもよいでしょう。

兼業投資家でもできる

成長株の長期投資と利大損小サイクル図

年4回の決算を中心に分析・投資。

この方法の最大の特徴は、
投資に使う時間を確保しづらい
兼業投資家に向いていることです。

成長株の長期投資は、
兼業投資歴20年以上の
はっしゃんが限られた時間
試行錯誤して辿り着いた方法です。

特に、利益を可能な限り伸ばし、
損失を最小限に抑える利大損小は、
もっとも損益に影響する部分です。

・決算狙いエントリー
・1円損切り
・3年間保有
・成長が続く限り保有

で、投資期間と株価変動の両面で、
資金効率を追求しましょう。

長期投資が成功すると取引回数は激減することでしょう

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10年以上テンバガー以上を目指そう

保有期間の目安は最初3年ですが、
10年以上の超長期保有で
テンバガー以上を狙いましょう。

短期間で10倍になる銘柄なんて
めったにありませんが、
5年、10年かかって10倍になる
のは、意外とたくさんありますよ。

ちなみに、はっしゃんの現主力株の保有期間は、
 S社: 5年(7倍)
 R社:13年(20倍)
となっています。

また、2020年で5年目になるブログ

元本2800万円を成長株に集中投資し続けて、運用成績を検証するリアル長期投資ブログ

は、今回紹介した利大損小の戦略を
上記S社で実践した過程を
週末更新で記録しているブログで、
現在も継続中です。

含み損率1%未満のポートフォリオ

含み損率(%)=含み損/含み益*100

最後に利大損小の事例として、
はっしゃん自身の含み損益を公開します。
(2020年1月末現在)

 含み益:245,668,700円
 含み損: -1,012,480円 (含み損率0.4%)

1円損切りを徹底すると
含み損0になるはずですが、
はっしゃん自身、割り切って
保有している優待株などもあり、
含み損は0ではありません。
(成長株投資の含み損は0です)

はっしゃんの場合は、
含み損率0.4%となっていますが、
ポートフォリオ含み損率1%以内
に抑える綺麗なポートフォリオで
利大損小を実践していきましょう。

ご参考になれば幸いです。

10年保有できる成長株の探し方は
全5回のランチェスター戦略コラムにて

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株初心者のためのランチェスター戦略

はっしゃんの投資心得10ヵ条

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